皆さん、イタリアのモディカという街のチョコレートはご存じでしょうか?
はじめてモディカチョコレートを食べたときに、普通の甘いチョコレートを想像していた私は衝撃を受けました。
今回の記事ではイタリア、モディカのチョコレートについてイタリア在住8年の私が紹介します。
Contents
モディカとは?
モディカはイタリア・シチリア島南部にあるバロック様式の教会や建物が残る風情ある街です。
古代アステカ帝国から生まれたカカオの製法がスペインに伝わって、支配下のシチリアへと渡りました。
それ以来モディカでは独自の製法を守りながら、モディカチョコレートを作り続けています。
モディカチョコレート、ペルーゾとは?
イタリアのモディカチョコレートのペルーゾ社の歴史は、1964年にシチリア領土の真珠であるモディカにある小さな職人の工房から始まりました。Modica Chocolate IGPは、シチリア島で最も重要な農業食品の1つです。
モディカチョコレートは、スパイスの洗練された香りとその典型的な粒子の粗い一貫性のおかげで認識され、区別されています。 ※「コンカッジョ」フェーズを含まない、いわゆる「コールド」処理は普通とは異なります。それはカカオバターだけが融点に達することを可能にし、砂糖にさえ到達することはできません。砂糖の結晶はチョコレートに典型的な粒状感を与えます。
引用:dolcipeluso.it
※コンカッジョは、チョコレート製造の際にココアバターを均一に行き渡らせる作業を行うための撹拌機。
モディカチョコレートはペルーゾ社以外に有名なBonajutoがあります。
他にもたくさんあるのでお気に入りを見つけたいですね。
イタリア、モディカチョコレート、ペルーゾ(柑橘類)の実食・レビュー
ではパッケージから見ていきましょう!
箱に入ってる手のひらにのるくらいのモディカチョコレート、なかなかおしゃれですよね。
1箱75g、2.07€でした。5月16日現在132.82円なので274円くらいですね。
【原材料】
カカオペースト、 砂糖、天然マンダリンフレーバー、天然オレンジフレーバー アーモンド、ピスタチオ、ヘーゼルナッツの痕跡が含まれている可能性があります
【栄養成分】100gあたり
エネルギー2250kj/540kcal
脂質31.7gそのうち飽和脂肪酸18.6g
炭水化物51.9gそのうち砂糖49.8g
タンパク質8.45g
食塩相当量0g
横から見ても結構かっちりした箱で幅もあります。
中から出す白い袋にチョコレートが入っています。
シンボルのマークがチョコレートに入っています。
では、実食していきましょう!
濃厚なダークチョコレートにほのかなオレンジの香りが漂います。
固めのチョコレートですが、中はじゃりじゃりとしたモディカチョコレートの独特な食感が残ります。
ミルクやバターを使用していないので最初にダークチョコレートの風味が口に広がり、後に砂糖のじゃりじゃり残る感じが楽しめます。
新食感ですね!
まとめ
以上今回の記事ではイタリア、シチリア島のモディカチョコレート・ペルーゾ社について、モディカチョコレート(柑橘類)の実食・レビューを紹介しました。
日本でも楽天市場、アマゾン等でモディカチョコレートは販売されていますがイタリアの3倍以上の値段で売られているものもありましたね。
イタリアへのご旅行の際はお土産に是非モディカチョコレート・ペルーゾを探してみてください。
スーパーマーケットでも見つかるかもしれません。
ありきたりなバッチチョコレートに飽きた方は試してみてくださいね!