私はコロナがあってイタリアでもよりキャンピングカーで旅する人が増えたように思います。昨年の夏、旅した近くのビーチ周辺の駐車場では100台以上のキャンピングカーが駐車されていました。
今回の記事ではキャンピングカーの定番メリット・デメリットについて、キャンピングカーで生活し始めて10か月突入した私が解説していきます。
キャンピングカーについて気になっている方に少しでも参考になれば幸いです。
Contents
キャンピングカーのメリット
1,キャンピングカーが家となる
私はキャンピングカーで旅するというよりかは家として使っていることが多いので住んでいる感想ですが、車というかすべてそろってるのでミニアパートのようなものでとりあえず暮らすのに慣れればほぼ不便は感じません。(個人差あると思いますが)
冷蔵庫、テーブル、キッチン、ベット、シャワー、トイレ、物置等すべてそろっています。
2,いつでも旅にいける
旅に行きたいと思えばすぐに旅立つことができて好きな旅先で車中泊できます。
ホテルを予約する手間なく、キャンピングカー自体が宿泊施設なのでらくちんです。
3,自然の中心に溶け込める
美しいなと思ったところで立ち止まり、駐車して料理をし始めご飯を食べたりできます。
美しいサンライズを見ながら朝ごはんていうのもキャンピングカーならではの体験です。
4,電気代がかからない
暮らす中で電気は重要ですよね。
太陽光パネルをつけたので(800€くらい払いました。106,680円くらいです。1€=133.35円で計算)電気を常に太陽からチャージできます。
3,水道代がほぼかからない
これは住むところによりますが、イタリアでとくに私が住んでいる市は30分無料で水を供給できますので、無料です。
他の市のキャンピングカー場でも数ユーロ~水の給水や排水ができたりします。
6,プライベート旅空間
コロナもあり人との接触をさけることも増えました。
そんな中、よりプライベートに過ごせる空間、レストランへ行かなくても、ご飯も作ってゆっくり自分たちで食べられる場所があって、バスルームにベッドにすべてプライベートで他の人々と接触することがなく楽しめますね。
7,キャンピングカー後部の物置が大きいのでたくさんのものを運べる
後ろの収納スペースに食材、外で食べる簡易テーブル、いす、自転車、持ち運び可能な洗濯機等様々なものを収納できます。
8,複数の人が過ごせる空間
私たちのキャンピングカーは5人乗りのものです。ダブルベッドが2つ、シングルベッドが1つです。家族やグループ旅も可能です。
私はよく甥っ子たちと4人で出かけたりしました。大人もそうですが子供たちはキャンピングカーが大好きですね。秘密基地のような感覚があるのでしょうか、積極的にベッドを用意をしたり、料理したりとアクティブに動いてくれて楽しさ倍増します。
キャンピングカーのデメリット
1,使える水の量が限られていて、給水排水をしなければらない
当たり前ですが、キャンピングカーの生活用水を貯めることができるタンクには制限があるので、水がなくなれば供給しにいかねばなりません。
楽しめればデメリットにははいりません。
2,駐車場探し
キャンピングカー専用の駐車場を探すのが困難な時があります。
そこら辺で駐車できることもありますが、観光地は大体中心より少し離れたところでしかもオートキャンプ場やキャンピングカー専用の場所で有料なところを探す必要があります。
車通りの多いところ等騒音がありすぎるところは避けなければいけません。
3,夏は暑すぎて冬は寒い
当然ですが、車内なので熱がこもったり、隙間風が入ってきたりと暑さと寒さの対策が必要です。夏は大体22,3度あたりを超えてくると車内に熱がこもり始め、窓をあけたりしたくなります。(私の体感として)
対策としては夏は扇風機を回したり、舷窓を開けたり換気扇を回したりします。
持ち運びできるクーラーをつけます。冬はヒーティングを入れることができますが、ガスボンベを早く消費してしまいます。
4,ガス代がかかる(国によります)
イタリアでは大体写真のもので25€で20日間ほどもちます。
例えば、オーストラリアとかだとかなり値段はさがるようです。
5,ガソリン代が高い
ディーゼルのガソリン代が高いです。
私たちの住んでいる北東イタリアでは1リットル1.50€くらいです。
6,使える電力が決まっている
例えば、私たちのキャンピングカーでは500wまでのものしか使えません。例えば炊飯器を使えないので鍋で米を炊いたりして工夫をしています。
ドライヤー等も400w以下のものを使っています。
7,騒音
雨の音等は耳栓がないとかなり響き渡ります。
他にも工事現場の近くや車道近くは騒音が気になります。
まとめ
以上、今回はキャンピングカーのメリット・デメリットについて紹介しました。
いつでもどこにでもすぐに出発できて、暮らせて、料理できて、眠れて、走る家はデメリットを払しょくする価値があるほどです。
キャンピングカーのことを気になっている方はデメリットの中で自分が気になることなのかを考えてもらってキャンピングカーをレンタルを検討してる方、購入する際の参考になれば嬉しいです。